垂水 浩幸
垂水 浩幸(たるみ ひろゆき)は未踏クリエータ。
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未踏事業採択
経歴
1979年4月~1983年3月(卒業)
修士課程 1983年4月~1985年3月(修了)
博士後期課程 1985年4月~1988年3月(修了)
1988年4月(入社)
ソフトウェア生産技術開発本部 研究員 1988年4月時点
関西C&C研究所
研究員 1990年12月 時点
研究主任 1991年7月 時点
研究専門課長 1996年7月 時点
1997年4月 時点
1998年4月(大学院新設により) 時点
東京工業大学 フロンティア創造共同研究センター 助教授 併任 1999年12月~2002年3月
2001年4月 時点
株式会社スペースタグ(前:有限会社スペースタグ)を香川県高松市に設立(出資)
2001年11月
株式会社スペースタグ 取締役
2002年3月~2009年(退社、会社清算)
2009年10月 時点
2011年10月 時点
2013年10月~2015年9月
2015年10年~2018年2月 時点
受賞歴
1990年
ユーザインタフェース構築環境「鼎」に関する研究
ユーザインタフェース構築環境「鼎」に関する研究(特に効果の評価について)
1998年
ワークフローの動的制御に関する研究
2001年
時空間限定型オブジェクトシステムSpaceTagに関する研究
2003年
論文査読等の貢献に対する表彰
活動
パーソナルコンピュータ黎明期に、在籍していた京都大学の仲間と共に創造的活動に注力
パソコンのローカルエリアネットワーク「PLANET」(関連外部リンクを後述)や、シンセサイザーの自動演奏などを行った
本人による京大マイコンクラブでの活動記録:博物館#KMC(外部リンク) ケータイムトラベラー 2007年~2008年頃 (共同開発者: 楠 房子)
過去の災害の様子を、携帯電話(当時auのガラケーにだけ搭載されていたGPS機能の活用)によって現地で観察できるシステムを作成。中学生に対して同システムを用いた実践授業を行い、その教育効果を検証した
第1回高松メディアアート祭 2015年12月18~27日 実行委員長
事業
株式会社スペースタグ 1999-2009 (共同創業者: 増沢 浩一)
位置・時間を限定して情報にアクセスできる仕組みを一般化した構想「SpaceTag」を事業化 講演
人物
コンピュータとの出会いは小学生低学年の頃で、開業医で新しい物好きだった祖父の家にあった電卓である。当時の電卓はまだ珍しいもので、祖父の家に遊びに行くたびに足し算や掛け算を繰り返して遊んでいた
プログラミングを始めたきっかけは1975年頃のNHK コンピューター講座。中学3年生頃の当時は新聞で『コンピューター』という文字を見つけては読み、TV番組欄で見つけた番組は必ず見ていた
情報系への進学は高校時代に決めていた。コンピューターに関わらない進路は選択肢にもなかった
院生時代を含めて9年間を大学で過ごしたのち、研究者という道を考えたが助手のポストがなく、「現状を変えたい」という思いから「一度民間企業で修行しよう」と日本電気株式会社に就職した 将来について聞かれた際には、「地域の人材育成などをしていきたい。以前は学生・若者に対して『どんどん起業を』と思っていたが、。今の学生・若者はリスクを取りたがらない傾向もあり、一人ひとりに合った育成の大切さを実感している」と語っている
起業することについて聞かれた際には、「プラス面・マイナス面が沢山ありすぎて簡単には語り切れない。自分自身、一度起業をしたがうまくいかず、社会の厳しさを知った。技術だけではダメで、市場を読む力が大切だ」と語っている
趣味は音楽や語学、将棋観戦
外部リンク